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LEITZ MACROTAR の話。
先細ズミクロン50mm 用のクローズアップレンズです。種類は、ⅥaとⅥbの二種類あります。
Ⅵa は、∞側で50cmくらい迄寄れて、至近距離側にした時は、30cmくらい迄寄れます。
Ⅵb は、∞側で30cmくらい迄寄れて、至近距離側にした時は、25cmくらい迄寄れます。
a + b では、∞側で25cmくらい迄寄れて、至近距離にした時は、20cmくらい迄寄れます。
持ってみると、aと比べて、bの方がズッシリ重たいです。収納ケースの内張りも、a と b では
色が異なっています。ケースの作りも、とてもしっかりしています。
重量:Ⅵa 46g Ⅵb 53g

LEITZ MACROTAR Ⅵa をレンズに着けてみました。
このような感じになります。ライカのクローズアップレンズは、エルプロという名称ですが、
このレンズは、MACROTAR マクロタールと言う名称が刻印されています。ネットでググって
分かりました。今から20年くらい前に、銀座の三共カメラで手に入れた物だと思います。
両方買ったら、少し割り引いてくれましたw。

LEITZ MACROTAR Ⅵb をレンズに着けてみました。
レンズから見えてる WETZLAR の文字の大きさで、拡大率の違いが
分かると思います。両方共、アンバー色のコーティングが施されています。
aとb両方共、ズミクロンと同じ色合いなので、違和感がありません。

LEITZ MACROTAR Ⅵb + Ⅵa
レンズを二枚重ねにしました。本来はこの使い方が正しいのか分かりませんが、
着けてみました。Ⅵb より更に近くに寄れますが、被写界深度も浅いのでピント
合わせがきつくなります。ファインダーが暗くならない分、接写リングを使うより
良いかなと。更に、Ⅵa + Ⅵb の組合せでは、ピントの合う範囲が狭いので、
手持ちで撮影するより、三脚などで固定した方が良いかもしれません。

LEITZ MACROTAR にレンズフードをつけました。
このクローズアップレンズにも、レンズフードを取り付ける為の溝が
切ってあるので、ズミクロンに着けるのと同様、取り付けられます。
同様に、逆向きにして収納する事も出来ます。

LEICA R7 に着けて、何時ものように撮影しました。
ちょっと長くなったかなぁと言う感じです。これなら、簡単お手軽に撮影できるでしょう。
現役時代のお値段は、お気軽じゃありませんがw。因みに、Ⅵa Ⅵb 共に22k円します。
ケースも別売品で、5.2k円しました。当時の代理店シュミットの価格です。
因みに、両方ケース付で揃えると、キヤノン AE-1 の白ボデーのケース付が買えます。
ケース無しなら、FTb の白ボデーが・・・。

LEICA R7 に着けて、Leica の赤バッチ側から撮影しました。
マクロレンズのマクロエルマリートと比べると、画質などの面では
劣るのかと思いますが、実際に使ってみるとそのような感じはしま
せんでした。却って、ファインダーが明るい分使いやすいかなと言う
印象を持ちました。カメラバッグの小物も入れに入れておけば、
ちょっと近寄って写真撮りたいなと思ったときに便利です。
先細ズミクロンを持ってる方は、見つけた時に即ゲットする価値は
十分あると思います。その分、色々遊べますから。
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- 2015/10/17(土) 10:02:22|
- カメラ関係|
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